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クエストルーム株式会社
MAGAZINE
2020.04.04

クエストルームが宣伝協力する『VIDEOPHOBIA』がジャパンプレミア上映 クエストルーム実績

アジア映画の新たな才能を発信する第15回大阪アジアン映画祭にて、クエストルームが宣伝協力する『VIDEOPHOBIA』がジャパンプレミア上映されました。大阪を舞台にモノクロで展開されるサイバースリラー作品は、多くの観客を魅了してSNSでも話題となりました。

先行して第48回モントリオール・ヌーボー・シネマにてワールドプレミア上映として正式出品。全編大阪ロケの本作品のストーリーは、東京で女優になるという夢破れて故郷・大阪のコリアンタウンに帰って来た愛。ある夜クラブで出会った男と一晩限りの関係をもつ。
数日後、愛はその夜の情事を撮影したと思われるビデオがネット上に流出していることに気づく。自分のものとは断言できないが拡散し始める映像に、愛は徐々に精神を失調し始める。主演に廣田朋菜を迎え、忍成修吾や印象的な役どころでサヘル・ローズが脇を固め、見慣れたはずの大阪の街が、錯覚と現実の狭間に居るような不思議な感覚を呼び起こした。

クエストルームでは、上映に先駆け、ミニシアターのみならずクラブや古着屋、カフェなどにポストカードを配布。来場特典となったクリアファイルは、映画祭に来た様々な映画ファンから好評を得ました。2回の上映がありましたが、映画祭のインディ・フォーラムセクションはじまって以来の満員御礼のチケット完売となりました。

一般公開は2020年の秋に予定。すでにもう一度観たい!とSNSでも囁かれる話題の作品に、今後もご期待ください。

◎宮崎大祐監督◎

映画監督、脚本家、プロデューサー、小説家、現代美術家

1980年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、マーティン・スコセッシやジム・ジャームッシュを輩出し、世界最高の映画教育機関の一つとされるニューヨーク大学映画学部主催で開かれたKUT映画祭'04にて『10th Room』(‘04)がグランプリのC・チョイNYU大学院長賞を受賞。
この後、自分の制作の傍ら、黒沢清監督作品など商業映画の現場に助監督として参加しはじめる。2013年にはイギリスのレインダンス国際映画祭が選定する「今注目すべき七人の日本人インディペンデント映画監督」のうちの一人に選ばれた。長編第二作『大和(カリフォルニア)』はタリン・ブラックナイト映画祭を始め幾つもの国際映画祭で上映され、New York TimesやVariety、Hollywood Reporterなどの海外有力メディアでも称賛された。現在5月にシネ・ヌーヴォで開催される宮崎大祐特集上映に向け撮影進行中。

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