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2017.07.29

年をとる事に関して 人生re-editing | CATEGORIE( 最近のこと

人生再編集したい。

ジェームズ・マンゴールド監督の『LOGAN』という映画を観ました。

ローガンは、言わずもがなマーベル・コミック『X-MEN』の主要キャラクター、ウルヴァリンのことです。

この作品、『キック・アス』、『キングスマン』、『シビル・ウォー』といった傑作を連発するマーク・ミラーの原作『Old Man Logan』がベースとなっており、不老不死の源であるヒーリングファクターが徐々に弱くなり、年老いていくローガンの物語です。

さらに、プロフェッサーXとしてX-MENチームをまとめていた、大黒柱のチャールズ・エグゼビアは、アルツハイマー病を患いローガンに介護されているという、思わず鳥肌が立って悶絶しそうな設定でございます。

 

この物語、人生も半分になったワタクシにとっては、観ていてツラいの一言。

街中で行き交う2030代の人々と同様、自身も気持ちは同じようにしていても、年齢は確実に年をとっているという事実は変えられません。あー、諸行無常・盛者必衰。

日々年齢を重ねていくことが、思わず憂鬱になってしまうのはワタクシだけではないハズ!

 

とは言え、かつてのローガンのように死ねない体が幸福なのかと問われれば、決してそうではないと言う答えが返ってくるのもまた事実。(この辺りは、『ハイランダー・シリーズ』とか、夢枕獏・野口健『黒塚 KUROZUKA』、手塚治虫『火の鳥』を読むとご理解いただけるかと思います。死ねない物の心の葛藤に共感!)

 

かつて、『MeetsRegional』で連載されていた『街場の現代思想』にて、思想家の内田樹さんは“美しいカットグラスは、壊れる事が前提なので皆それを大事にするのだ。”だから“未来に老いることや死ぬことを恐れるよりも、今この一日一日を大切に生きた方が良いと思うよ~。”なんて事をおっしゃっていたように記憶しております。

“老い”には抗えませんが、“老け”ないように、日々充実した生活を送りたいと、改めて思った次第なのです。